// 測量ツール

UTM座標 ⇔ 緯度経度 変換ツール

UTM ⇄ 緯度・経度の変換を、JGD2011・WGS 84 など同じ楕円体(GRS80)を使う測地系で行います。1点でも、Excel から貼り付けたリスト全体でも変換できます。縮尺係数と子午線収差角も表示します。計算はすべてお使いのブラウザ内で行われます。

E N、点名 E N、E N 標高 の形式に対応し、区切りはスペース・タブ・セミコロンのいずれでもかまいません(Excel からの貼り付けも可)。N が E より先に書かれていても自動で判別します。

結果

小数点:

上に座標を入力するか貼り付けてください。結果はすぐにここに表示されます。

UTM変換のしくみ

UTM(ユニバーサル横メルカトル)図法は、地球を経度6°ごとの60のゾーンに分け、西経180°から東へ順に番号を付けます。日本はおおむね51〜56帯に入り、東京は54帯(中央子午線 141°E)です。各ゾーンの中央子午線(CM)では E = 500,000 m、縮尺係数は 0.9996 です。南半球では赤道の N を 10,000,000 m(偽北距)とします。

このツールは GRS80 楕円体(JGD2011・WGS 84・NAD83・ETRS89 などの基礎。投影上の差は1ミリよりはるかに小さい)と、測地計算ソフトで使われる6次の Krüger 級数を使用しており、ゾーン内での誤差は1ミリ未満です。そのため、本来のゾーンから数度外れた拡張ゾーンでも使えます。

縮尺係数(k):UTM 平面上の距離が、楕円体上の同じ距離に比べてどれだけ長いか(短いか)を表します。子午線収差角(γ):その点における座標北(UTM の北)と真北のなす角です。真方位角 ≈ 座標方向角 + γ となります。

よくある質問

ある場所の UTM ゾーンはどうやって求めますか?

ゾーン =(経度 + 180)÷ 6 の整数部 + 1 です。例:経度 139.77°(東京)→ 319.77 ÷ 6 = 53.3 → ゾーン 54(CM 141°E)。「緯度経度 → UTM」モードでゾーンを自動にすれば、計算機が自動で求めます。日本では、先島諸島(与那国島など)が51帯、沖縄本島と九州の大部分が52帯、中国・四国・近畿と中部の西側が53帯(東経132°〜138°)、中部の東側・関東・東北・北海道の大部分が54帯、北海道東部(東経144°以東)が55帯、南鳥島が56帯です。

JGD2011 と WGS 84 は同じ座標になりますか?

楕円体は(実用上)同じなので、UTM の計算式は同一です。ただし測地系そのものは別物で、JGD2011 などはプレートに固定されており、現在の WGS 84 とは数十センチから1メートル程度ずれることがあります。このツールが変換するのは投影であり測地系ではないため、結果は入力した測地系のままです。日本測地系(Tokyo Datum)のようにベッセル楕円体を使う旧測地系の座標は、先に測地系変換(国土地理院の TKY2JGD など)が必要です。

拡張ゾーンとは何ですか?

土地や工事現場が2つのゾーンの境界にまたがる場合、測量を2つの座標系に分けないよう、一部の点がゾーン外でも1つのゾーンでまとめて計算するのが一般的です。「緯度経度 → UTM」モードでゾーンを選ぶだけです。中央子午線から離れるほど縮尺係数(ひずみ)は大きくなります。

南半球では北距(N)が 10,000,000 m から始まるのですか?

はい。南半球では N が負にならないよう、10,000,000 m の「偽北距」を加えます。北半球(日本全域を含む)では N は赤道で 0 から数えます。赤道付近の点では、必ず半球を確認してください。

Excel のリストを貼り付けられますか?

はい。列(点名・E・N、または緯度・経度)をコピーして入力欄に貼り付けてください。1行が1点になります。結果は表で表示され、Excel にコピーし直したり CSV でダウンロードしたりできます。

その他の測量ツール

最新情報を受け取る

新しいツール、チャンネルの動画、測量のコンテンツをお届けします。スパムは送りません。