近くの IGS GNSS 基準局:世界中の日別 RINEX を無料で
世界規模の IGS(International GNSS Service)観測網から、測量現場に最も近い基準局を世界中どこでも検索できます。基準点や観測点の後処理に使える日別 RINEX も入手できます。
1 測量地点はどこですか?
地図を直接クリックすることもできます。位置情報はお使いの端末内だけで扱われ、当サイトには送信されません(住所はブラウザから直接 OpenStreetMap で検索します)。
2 データの日付
ある日の日別ファイルは翌日(UTC)、通常は最初の数時間以内に公開されます。
最寄りの観測局
IGS 観測局の使い方
IGS は、ITRF の精密な座標をもち昼夜連続で観測する GNSS 基準局を世界に 500 局以上運用しています。RINEX ファイルは公開・無料で、観測局を固定局として観測点を後処理(相対測位のスタティック)できるため、2 台目の受信機を用意する必要がありません。
観測局が近いほど必要な観測時間は短くなります。約 20 km までならスタティック 1〜2 時間で十分なことが多く、100 km 以上では数時間の観測と電離層を処理できるソフトウェアが必要です(または PPP を使います)。IGS 観測局どうしは離れていることが多いため、国の基準局網(CORS。日本では GEONET)がある地域では、そちらにより近い局があるのが普通です。
RINEX のリンク先は登録不要の BKG(ドイツ)データセンターです。BKG にない局は NASA の CDDIS に保管されており、無料アカウント(Earthdata Login)が必要です。
よくある質問
IGS とは?
International GNSS Service は、200 以上の機関・大学からなる連合組織で、世界規模の GNSS 基準局網を運用し、超高精度の軌道・時計・座標を作成しています。観測局のデータは公開・無料です。
観測局の RINEX をダウンロードするには?
地点と日付を選ぶと、各局に BKG データセンターの日別 RINEX(30 秒間隔の観測値、全衛星システム)へのリンクが表示されます。ファイルは .crx.gz(Hatanaka)形式で圧縮されています。.gz を解凍して .crx を CRX2RNX で変換するか、この形式に対応したソフトウェアで直接開いてください。
固定局にはどの観測局を使えばよいですか?
測量日のデータがあり、お使いの受信機と同じ衛星システムを受信している局のうち、最も近いものです。観測局の公式座標(ITRF)を使い、必要に応じて結果を自国の測地系に変換するのを忘れないでください。
最寄りの観測局がとても遠い場合は?
約 100 km を超えると、相対測位の後処理には長時間の観測が必要です。その場合は自国の基準局網(多くは 50〜100 km ごとに局があります)を探すか、固定局が不要なオンラインの PPP サービスを使ってください。
リアルタイムデータ(NTRIP)も無料ですか?
多くの IGS 観測局が IGS のキャスター(RTS)でリアルタイム配信していますが、IGS に無料アカウントを申請する必要があります。ここではリアルタイム配信のある局を表示しています。アクセスは IGS のウェブサイトで直接申請してください。
