GNSS観測計画:時間ごとの可視衛星数と PDOP
現地に出る前に、観測地点で何機の衛星が見えるか、1 日の PDOP の変化、観測に最適な時間帯を確認しましょう。GPS・GLONASS・Galileo・BeiDou に対応し、お使いの仰角マスクで計算します。日本では準天頂衛星システム(みちびき・QZSS)も受信できますが、このツールの計算には含まれていません。
1 どこで観測しますか?
地図を直接クリックすることもできます。位置情報はお使いの端末内だけで扱われ、当サイトには送信されません(住所はブラウザから直接 OpenStreetMap で検索します)。
2 いつ・どのように
お使いの受信機が受信できる衛星システムだけにチェックを入れてください。マスク = 衛星の最低仰角です(15° が一般的。樹木や建物の多い場所では上げてください)。
観測計画
可視衛星数
DOP(小さいほど良い)
スカイプロット
ドラッグすると別の時刻の空を表示します(グラフをクリックしても変わります)。中心 = 天頂、外周 = 地平線、破線の円がマスクです。
CelesTrak の軌道要素(GP/TLE)、12 時間ごとに更新: 2026-10-04 13:14 (UTC−3). 計画には十分な精度です(高度約 2 万 km で誤差数 km)。受信機の放送暦の代わりにはなりません。
観測計画の使い方
PDOP は、衛星の配置によって位置の誤差がどれだけ「広がる」かを表す指標で、衛星が空に均等に分散しているほど PDOP は小さくなります。実務では 2 未満なら非常に良好、4 までなら許容範囲、6 を超えるなら待ったほうがよいでしょう。HDOP は水平位置、VDOP は高さに対する指標です(通常 3 つの中で最も大きく、そのため GNSS の高さは水平位置より精度が落ちます)。
スタティック観測や RTK 観測では、グラフを使って緑の時間帯に観測を予定し、DOP のピークを避けてください。実際の障害物(樹木、建物、斜面)は計算に含まれていません。そのような場所ではマスクを上げるか、衛星の多い時間帯を選んでください。
よくある質問
測量に適した PDOP はいくつですか?
2 未満なら非常に良好、2〜4 ならほとんどの作業で許容範囲、6 を超えるなら衛星配置が良くなるのを待ったほうがよいでしょう。多くの受信機では PDOP の上限を設定でき、それを超えると警告したり記録を止めたりします。
仰角マスクはいくつにすればよいですか?
最も一般的な設定は 15° です。10° にすると衛星数は増えますが、低い衛星の電波は大気中を長く通り、マルチパスの影響も大きくなります。市街地や森林では 20°〜25° のほうが現実的です。
なぜ VDOP はいつも大きいのですか?
地平線より上の衛星しか見えず、鉛直方向のバランスを取る「下側」の衛星がないためです。そのため GNSS の高さの誤差は、一般に水平誤差の 1.5〜2 倍になります。
データは最新ですか?
CelesTrak が公開している軌道要素を使い、ここでは 12 時間ごとに更新しています。1 日の計画には十分です。各衛星の位置の誤差は数 km 程度で、スカイプロットや DOP がはっきり変わることはありません。
受信機が GPS と GLONASS にしか対応していない場合は?
Galileo と BeiDou のチェックを外してください。グラフと PDOP が、お使いの機器で受信できる衛星だけで表示されます。4 つの衛星システムをすべて使うと、PDOP はほぼ常に 1.5 未満になります。
